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少年事件が「不起訴」になることはない?
2021/03/15
「少年事件が起きたら、不起訴になることはない」という話を聞いたことがある人は多いのではないでしょうか。
「不起訴にならない」と聞くと、少年は全員刑務所に入ることになってしまうのか、不安になってしまいますよね。
今回は、少年事件における「不起訴」の考え方について詳しく解説します。
▼少年事件に「不起訴」がない理由
少年事件は成人の事件と違い、そもそも「不起訴」という概念がありません。
通常の事件ですと、警察に逮捕された後は検察官に送られます。
検察官が諸々の判断をして、起訴か不起訴かを決めるわけです。
少年事件の場合、警察に逮捕された後は検察官ではなく「家庭裁判所」に送られます。
そこで裁判官が少年と面接を行い、素行や性格などを見ながら処分を下すかどうかを決めます。
場合によっては審判をせずに済ませる場合もあります。
これが「不起訴」に相当する処分と言えるかもしれませんが、不起訴という言葉は使いませんので注意してください。
■不安なことは弁護士に相談を
少年事件は、積極的に罰を下すというよりも「保護」が大前提となります。
必要以上に心配することはありませんが、親御さんにとっては気が気ではありませんよね。
少年事件が起きた時はぜひ、弁護士に何でも相談してください。
弁護士は付添人として、お子さんのこともサポートしていきます。
▼まとめ
少年事件を経験するのは、誰にとってもそう多いことではありません。
慣れないこともたくさんあると思いますが、ひとつずつ解決していけば大丈夫です。
不安を取り除きながら、落ち着いて対処していきましょう。
「不起訴にならない」と聞くと、少年は全員刑務所に入ることになってしまうのか、不安になってしまいますよね。
今回は、少年事件における「不起訴」の考え方について詳しく解説します。
▼少年事件に「不起訴」がない理由
少年事件は成人の事件と違い、そもそも「不起訴」という概念がありません。
通常の事件ですと、警察に逮捕された後は検察官に送られます。
検察官が諸々の判断をして、起訴か不起訴かを決めるわけです。
少年事件の場合、警察に逮捕された後は検察官ではなく「家庭裁判所」に送られます。
そこで裁判官が少年と面接を行い、素行や性格などを見ながら処分を下すかどうかを決めます。
場合によっては審判をせずに済ませる場合もあります。
これが「不起訴」に相当する処分と言えるかもしれませんが、不起訴という言葉は使いませんので注意してください。
■不安なことは弁護士に相談を
少年事件は、積極的に罰を下すというよりも「保護」が大前提となります。
必要以上に心配することはありませんが、親御さんにとっては気が気ではありませんよね。
少年事件が起きた時はぜひ、弁護士に何でも相談してください。
弁護士は付添人として、お子さんのこともサポートしていきます。
▼まとめ
少年事件を経験するのは、誰にとってもそう多いことではありません。
慣れないこともたくさんあると思いますが、ひとつずつ解決していけば大丈夫です。
不安を取り除きながら、落ち着いて対処していきましょう。