少年事件で示談にする方法やメリットとは？ | コラム｜神奈川県相模原市南区 相模大野駅【今西法律事務所 】

少年事件が起きた時、事件の内容によっては示談で解決できることがあります。
本人や保護者にとっても、示談で事件を終わらせることができるなら、それに越したことはありませんよね。

今回は少年事件における示談の方法や、メリットなどを解説します。

▼少年事件における示談とは

示談とは、被害者に示談金を支払って解決することです。

示談が成立してもそれで全て終わりとするわけにはいきませんが、家庭裁判所で審判される場合には、示談が成立したという情報がかなり有利に働きます。
これはかなり大きなメリットです。

事件を民事裁判にかけられる可能性も少なくなります。
示談で解決できる道があるようでしたら、何とかして被害者と話し合いの場を設けたほうが良いでしょう。

■示談にするための方法

少年事件を示談にするためには、当事者同士での話し合いが必要です。
お互いの意見を出し合いながら、どのくらいの示談金にするかを決めていきます。

ただし被害者にとっては、事件の内容によっては示談の交渉に応じるのが難しい場合もあるでしょう。
感情の整理がついていない状態で示談の話し合いをするのは、双方にとって大きな負担になります。

示談を検討している場合は、まずは弁護士に相談してください。
弁護士を間に挟んで話を進めることで、お互いの主張を第三者の視点からまとめ、法的に判断することができます。

▼まとめ

少年事件で示談にすることができれば、お子さんの経歴につく傷も浅くなります。
まずは落ち着いて、弁護士にしっかり相談の上、できる限り有利に示談交渉を進められるようにしましょう。