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相続手続きの手順とは?期間がある手続きには要注意!

2021/01/08
相続手続きはやることが多く時間もかかるため、全体の流れを知っておかなければスムーズに手続きできません。
そこで今回は、相続手続きの手順を解説していきます。

▼相続開始
相続手続きの期限や相続税の基準となるのは、被相続人がなくなった日です。
期間が設けられている手続きもあるので、早めに行動しておきましょう。

▼遺言書の確認
遺言書は相続手続きに重要なものなので、できるだけ早く調査しましょう。公正証書遺言でもし見つからない場合は、公証役場で遺言検索をしてみましょう。

▼相続人の確認
相続人の調査では、思いもよらない相続人が出てくることもあります。たとえば被相続人の前の妻との間に生まれた子どもや、知らない養子などです。
手続きが滞る前に、早めに確定しましょう。

▼相続財産の確認
被相続人がどのくらいの財産を持っているのかを確認します。万が一多額の借金などがある場合は、相続放棄を検討する必要もあります。

▼相続放棄の判断
もし相続放棄する必要があった場合は、3か月以内に家庭裁判所に申し立てを行わなければなりません。これはスケジュール的にかなりタイトになるので、弁護士に相談するのがおすすめです。

▼遺産分割協議の作成
誰がどのくらいの財産を受け取るのかを相続人全員で話し合います。それほど仲が親密ではない親戚同士の場合は、トラブルが発生しやすいので注意しましょう。

▼預貯金の解約、不動産の名義変更など
名義変更については期限が設けられていないので、それぞれの金融機関で手続きしましょう。
不動産の名義変更は、管轄の法務省で登記申請を行います。

▼まとめ
相続手続きは手順が多く大変です。お悩みの方は、一度弊社にご相談ください。