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弁護士と司法書士の違いは?それぞれの得意分野は何?

2020/08/28
弁護士と司法書士ってどちらも法律に詳しそうで似ていますよね。どちらにどのような内容の事を相談していいのか迷ってしまう事もあります。

今回は、弁護士と司法書士の違いについてお伝えします。相談したい事があり、弁護士に相談したらいいか司法書士に相談したらいいか悩んでいる方はこのまま読み進めて下さい。

▼弁護士と司法書士の違いは?

弁護士は法律のスペシャリストなので、訴訟をする場合に制限がありません。一方、司法書士が訴訟を扱う場合は、法務大臣の認定を受けられた場合は簡易裁判所の訴訟代理権が与えられます。それ以外の司法書士は基本的に訴訟の案件を扱えません。

認定された司法書士でも、訴訟の結果受け取る額が140万円以下である必要があります。弁護士にはそのような制限がありません。

▼それぞれの得意分野は?

弁護士と司法書士の得意分野は何なのでしょうか。下記にまとめました。

■弁護士の得意分野

弁護士は法律のスペシャリストとして、オールマイティに法律関係の事に携わります。法律関係の相談を受けたり裁判で弁護をしたりトラブルを法律的な観点から解決します。

■司法書士の得意分野

司法書士は不動産を登記する等、手続きを得意分野としています。認定された司法書士が140万円以下の法律相談や訴訟が出来るとはいえ、限定的である事で分かるように、専門分野とはいえません。

▼まとめ

今回は、弁護士と司法書士の違いについてお伝えしました。それぞれの得意分野を理解し、適切に依頼するのがいいでしょう。